Saturday, June 1, 2013

London 行き当たりばったりの旅 4日目 午後編

内容が濃すぎたウェストミンスター寺院を後に、午後は私の最大の目的、
「ケーキの道具」を求めにロンドンから電車でサービントンという街まで行くことに。

で、私の行きたいサービントンの街に行くにはウォータールーという駅から電車に
乗らなければなりません。

ウェストミンスター寺院からはテムズ川にかかる橋を渡っていくか、地下鉄で向かうのですが私たちはぶらぶら歩くことに。

このとき、是非注意したいことが。
橋の、ビックベン側のほうにはいなかったのですが反対側、ウォータールー方面の
橋のたもとの辺りにあまりイギリス系の人じゃない、でも観光客風でもないオバちゃんたちがたむろしています。
彼女たちは手に小さな「花束」、どちらかというと公園に咲き乱れている花を勝手に摘んで着ちゃったみたいな感じの花を持っていて観光客の手に無理やり収めようとします。
受け取ってはいけません。 
これは押し付け商法。 受け取ったら最後お金をせびられます。
ロンドンに来る前、この手の話をたまたま聞いていたので受け取ることが無かったのですが私たちの行く手をさえぎったオバちゃんが後から後からやってきて、ざっと7,8人いたかしら?
そそくさと歩いて難を逃れました。

ウォータールー駅はかなり大きな駅で、ヨーロッパ本土への列車も出ているようです。
サービントンへのチケットは自動販売機で買えるはずだけど、とに角、聞いちゃったほうが早い、ということでチケット売り場へ直行。
はい、嫌な顔されました。 だって、大人と子供一人ずつで往復で15ポンドもしないのに窓口で買って、しかも一番早く行く電車の時間とホームの番号を聞き出したんだから。
でも、仕方ないです。
駅の使い方っていうか、広すぎてわかんないし。 
オバちゃん根性炸裂。

電車は快速のようで主要駅だけに止まるものでした。
なので15分ほどで着いちゃったかな。 駅は物凄くさっぱりしていて駅前は
私の実家のある街の駅のようにロータリーの周りだけにぎわっている感じ?
商店街が広がり、後は住宅地でした。

行きたいお店はSurbiton Art & Sugarcraft
ウェブにはバスでも10分程度、と書かれていましたが
面倒なのでタクシーに乗って。 約5分、住宅街を抜けると店は突然現れました。
ほしいものは沢山ありますが荷物のこともあるし、闇雲に買っても、使うかわからないし、と言うことで、とりあえずメジャーなアイテムを数点とウェディングケーキ専門の雑誌を2冊買うことに。 約30分ほどで買い物は終了。

帰りもタクシーでと思い、お店の人に頼んだのですが
「バスだって10分も待たないで来るし、バス停は目の前だよ」と言われ
ロンドンバスデビューとなりました。
当然やってきたのは2階建ての赤いバス。
市内と違って券を先に買うのではなく乗るときにお金を払います。
運転席の横のトレーにお金を乗せるとおつりもくれて、親切。

たった5分ほどの乗車、でも観光客なので2階にあがります。
他の地元の方は、遠くからでもない限りわざわざ狭い階段を
登ってまで上には行かないみたい。
  
帰りの電車はただ、ロンドンに向かうだけなので来た電車に乗って
帰りました。
来るときとは微妙に走っている線路が違うのか、テニスで有名な
ウィンブルドンの駅に止まったりと、20分くらいかかったかな。




その後、ウォータールー駅からは地下鉄に乗り換えて大英博物館へ。 時計はすでに3時前、5時には閉館なので見学には少し時間が足りないように思えたのですが、とりあえずエジプトとギリシャ関係のものだけでも、ということで入館。
素晴らしいことに、ここへは入館は無料。 もちろん、これだけの価値ある文化遺産を見るにあたって寄付は忘れません。
中は写真撮影もお構いなし。 丁度エジプト文明について勉強している息子ッチーのお土産用に写真も取りまくりました。
 
エジプトのコーナーでは沢山のミイラが展示されていて午前中に引き続き、再びお墓参り状態。
古代ギリシャ、ローマの遺跡のコーナーでは「美術史」にはまっていた遠い昔を懐かしみながら見学が出来ました。
 
ただ、残念だったのが特別展示を見られなかったこと。
企画展が年に何回か有るようなのですが、それは有料であらかじめチケットを買う必要があるそうです。 私たちが行った時にやっていた企画展は「ポンペイ」に関するものでした。
いわずと知れた火山の爆発によって長い間幻となっていたイタリアにあるローマ遺跡です。
係りの人によると「チケットは発売してすぐに売れちゃったし、メンバーなら入れるんだけど・・明日は先着500人だけ当日券が売り出されるよ」とのこと。
1日辺りの見学人数に制限があるそうです。
ポンペイは見たいけどご縁が無かったとあきらめました・・・。
 
さて、今夜は何を食べよう・・・
イギリスといえば「フィッシュ&チップス」。 
イギリス移民の多いカナダでも普通に食べられる一品ですが「これは」と思えるものに出会えたお店はすでに無く・・普段はあまり選ばないメニューの一つなのですが
せっかくの本場。 食べずに帰る分けには行きません。
とりあえず繁華街に行こうということで歩いてピカデリーサーカス方面まで行きました。
この日は本当に良く歩きました。
 
ということで、夜の部はまた後で。
 

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