Saturday, July 16, 2016

中央ヨーロッパとおまけロンドン 9日目 ウィーンへ出発

4泊滞在したプラハを後に次の目的地ウィーンに向け出発。
列車のチケットはプラハに到着した翌朝、観光の前に友人とともに駅に行って購入していた。

窓口の人は全員英語が話せるわけではないので英語が話せる人のところで買うのが良いらしい。あと、カードで買う場合はそれを先に言わないと手続きができないそう、なんで??

購入したのはプラハ発-ウィーン本駅の2等指定席。
運賃が938コロナで指定席券が83コロナ、合計1000コロナちょいなのでカナダドルだと60ドル位?
そういえば、変更やキャンセルができないチケットなので少し安いと言っていました。

ホテルから本駅までは路面電車で2駅。 前日の夕方に二人分のチケットとスーツケース二つ分のチケットを買っておいたのでスムーズに乗車。 路面電車は比較的時間通りに来るし、車いす対応のものならスーツケースがあっても乗り降りが楽。

で、駅に到着して出発のホームは・・・大体15分くらい前にならないと出発のホームが発表されないのでそれまで掲示板の下で皆、待っております。



出発10分前、ようやくホームの番号が掲示板に表示され、慌ててホームへ。 列車の写真を撮ろうと思ったけどすでに乗車も始まっているし乗り遅れたら大変!

朝8:52分発のレイルジェット。 ウィーンには12時51分着予定なので約4時間。
「世界の車窓から」を見て、あこがれていたヨーロッパの鉄道の旅!! 

体の小さな私にとってはゆったりの座席でした。
車内のところどころにスーツケースなどの大きな荷物を置ける場所があり便利。 友人から「スーツケース」を持って盗まれる可能性を聞いていたので自転車とかを止めるのに使うカギでバーに固定しておきました。
これで、席から荷物が見えなくても安心。
車内販売もあるし、ワイファイもつながるしの快適旅!
あっという間の4時間でした。
さて、ウィーンには昼過ぎに到着。
ロンドンは2度目だったし、プラハは友人がいたので2か所とも特に
調べも市内での訪問でした・・。 でも、ウィーンは全くの初めて。
とりあえず、自分たちの足を使うのではなく便利な観光バスに1度乗ってみよう、 という計画でおりました。
到着してまず私たちが向かったのは駅の中のインフォメーションセンター。
ここでウィーンパスを購入するためです。 ウィーンパスはウィーンのおおよその観光名所の入場料が無料になるほか6つのルートを持つバスに乗り降りが自由なパス。 バスの中ではイヤホンで観光案内も聞くことができます。 英語はもちろん、日本語もあるので私たち親子にはぴったり。 

早速到着日から3日間分と思っていたが、窓口のおばちゃんいわく、
「もう1時過ぎちゃってるし、これからホテルに行くんでしょ?だったら
パスはもうすでに半日分そんしちゃってるから2日分でいいんじゃない?
パスを使ってどこかに入場しても1か所が限界だし、パスは地下鉄とかには使えないからそれならウィーンカードを1日分かって、明日からパスを使うのもありよ」とのこと。
うーん、ホテルはめぼしい観光エリアの徒歩圏内・・・。
結局ウィーンカード(公共交通機関乗り放題)はやめて2日間のパスのみを購入。 

おなかがすいた私たち。 今後の作戦会議も兼ね、駅の中のレストランで
お昼を食べることに。 
インド系のレストランで、ハマスとキノアのホットサラダ。 おいしかった!

お昼を食べながら午後の予定を仕切りなおした私たち。 とりあえず地下鉄でホテルまで移動することに。 で、ここでも気が付いたことが。 プラハもそうでしたが乗り物の乗り降りの際に自分でボタンを押してドアを開けるんです。 黙って待っていても開かない・・・。 ウィーンも同じでした。
まあ、たいてい誰かが明けてくれるんだけど、自分がドアの前に立っちゃうとその役目が自分に回ってきます。 

ホテルはロンドンでもお世話になったK+Kホテル マリアテレジア
いわゆるリングの中ではないけれど、美術館や宮殿には徒歩圏内、むしろ隣といってもよいくらいのロケーション。 


ホテルに到着後、すぐに向かったのは「歴史美術館」。
この旅、3件目の美術館です。
ウィーンパスは翌日からなのでここでは入場料は払って入館。
が!娘ちゃんは19歳以下だったので無料でした。 
ちなみにウィーンパスも18歳までは子供料金でした。

せっかくなのでここでも音声ガイドを借りましたが、日本語のガイドは英語で案内されてり作品より数が少ないそう。 それでも日本語のほうを借りた私。



館内にはたくさんの作品が!
鼻血がでそうって、出たことないけど。 それくらいうれしかった。
特に、これ、ブリューゲルの「バベルの塔」。 本物だよ。
ブリューゲルの絵は物語が感じられて大好きな作家の一人。
ウィーンの歴史美術館にはたくさんのブリューゲルの作品があります。 ブリューゲルのお父さんの作品もあって同じ親子でも全く作風が違うからそれを見るのも楽しい。

絵を描いていたころはレンブラントのような陰影を感じる画家にあこがれていたけど、今は素直にブリューゲルのような作風にひかれます。
年を取って丸くなった?

うん、やっぱり圧巻。
ベラスケスのマルガリータ王女。
でも、どうして、この絵がプラハにもあったのかなぁ。 謎。







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