Friday, August 12, 2016

中央ヨーロッパとおまけロンドン ミュンヘン編 14日目

丸1日、時間が使えるのはこの日が最後。
午前中はミュンヘン市内にある宮殿、レジデンスを見学し、午後はお土産などを買いにショッピングをすることに。


レジデンスは歴代の王族や、選帝侯の住まい兼政務を行ったところ。
ウィーンで行った宮殿と違って外観は何だかドイツらしくごつごつした四角い感じ。 でも、中はやっぱり宮殿でした。
一部改装中の現場の中を潜り抜けると地味な入口発見。
入場料には音声ガイドが含まれていましたが、残念ながら日本語は無く、英語の物を借りました。

中へ中へ、音声ガイドとともに進んで行きましたが・・・・
生活の場として使われていた部分、つまり「奥」に関しては資料も写真も残っておらず、しかも残念ながらその大部分が第2次世界大戦での破損後、修復が困難だという事でわずかに残された部分を生かした修復などにとどまっていました。 展示されている家具もその当時の物がとりあえず置かれているというようなことが言われていたし。 確かに、天井の絵などは何の絵がもともと書かれてあったのかわからない部分はぼんやり雲がかかれていたり、全く手つかずでした。

とはいえ、そんな戦火の中、守られてきた宝物も展示されておりました。
ルーベンスの絵画などもあったし。

王冠とか、装飾品の展示はウィーンの物よりも多数見ることができました。 きっと、あちらのほうが未公開の物が多数あるんだろうけど、最近ビーズ刺繍にはまりつつある私としては装飾品の並びだとかが目の前で拝めるのは至福の時。
危ない人ばりにまじまじと見学。
レジデンスを最後に今回の旅のお城めぐりはおしまい。
何だか、カフェ巡りもケーキ屋巡りも疲れてしまったけれど最後の力を振り絞って、ダルマイヤー」へ。 おいしそうなお惣菜ばっかり。 見ているだけでおなか一杯になってしまった。 ケーキも素敵。

この日の夕飯は旅の最後の晩餐になるはずだったのだけどレストランで
ゆっくり座ってしっかり食べる気分ではなかったので、軽めにとることに。実は、ずっと気になっていたある場所が。
ミュンヘン中央駅からホテルに戻る途中にあるビアガーデン。
私たちはそこを「ビールの森」と呼んで、ミュンヘン到着初日から
かなり気にしておりました。

Augustiner Kellerというビール醸造所のレストラン・ガーデンで公園のような広い敷地の中に施設が入っています。 
通りから見るとまるで鎮守の森といったような趣があって懐かしい感じが。

入口付近の建物を超えて、更に野外でもフルサービスのエリアを超えていくと奥のほうにちょっと一杯飲む程度のセルフサービスのエリアが広がっています。
メニューはすべてドイツ語。 入れ物にふたがされて中が見られないものもあって指さしでのオーダーも難しく、もたもたしているところで地元の人登場。 
思わず、同じものをオーダーした私たち。 きっと彼が来なければ、ビールとフレンチフライのさみしい晩酌になっていたことでしょう。

それにしても、ビール、めっちゃクリーミーで美味しかったぁ。

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