朝食時間は7時から10時、チェックアウトは11時までなので朝はゆっくりのんびり。
ツアーだとこうは行かないのが自由旅の良いところ。
朝食はコンチネンタルスタイル。 とはいえ、食パン、クロワッサン、スコーン、シリアル、
ホットシリアル、オレンジジュースにコーヒー、紅茶、 果物とチーズ。
「コンチ」って品目が少ないイメージがあるけど我が家ご飯を考えるとバラエティだし
健康管理は旅の基本、夕飯のボリュームを考えると「コンチ」で充分。
ホテルには「フランス語セッティング」ながらも宿泊客専用のパソコンもあって
メールも可。 ただ、日本語を読む機能がダウンロードされていなかったので
届いているメールのチェックはできませんでした。
10時にはチェックアウト、荷物を預けホテル裏手の戦場公園とシタデルへ。
お天気は小雨模様。 戦場公園はアブラハム平原とも呼ばれています。
300年以上前、ここでフランスとイギリスの死闘が展開されたところ。
とりあえず、私たち二人の専用ガイドである「ガイドブック氏」の
説明を読み公園内を散策。 シタデル方面へ歩き進むと
なにやら「I」マークのついた建物が。 つまりは観光案内所。
観光や歴史に関しては何の事前学習も無く来てしまったので
案内所でも入って、地図でももらうか、と入ってみました。
私たちは公園側の地下の裏口から入ったのですが
ここでちょっとしたお土産を見ていると係りの人からすばらしい提案が。
「この建物の2階と3階が資料館になっていてケベックの歴史とかがわかるように
なっているの。 3階のシアターは日本語のヘッドセットもあるから
よかったらどう?」
45分でちょっと長い?と思いつつまあ私たちを押すスケジュールはないし
つまらなかった出ちゃえば、ということで見学決定。
大人8ドル、シニア7ドルを払いいざ出陣。
シアターといっても15分づつの3箇所に構成されていて人形劇+ビデオの
子供でもわかりやすいつくり。
これがまたこの後のケベック観光にものすごく役に立つとは思いもよりませんでした。
なんせ、カナダに住んでいてもこの国の歴史ってあまりよくわからず。
このたびでカナダの歴史に触れることができてものすごくよかったー。
で、資料館を出ると外は雨もやみ、お日様が。 旅の女神、サンキュー。
その後、グランドアリー通りに戻りいよいよ城壁内へ。
この門をはいってすぐ右に曲がって進む先は要塞、シタデル。
シタデルは今でも軍の機関として利用されています。
サーっと見るなら要塞として囲まれている壁の上を歩けばさわりだけ
見学できるけど中を見るなら有料のガイドツアーに申し込むこと。
シタデル方面へ向かってなんとなく道すがら歩いていたらシタデルの正面玄関へ。
ガイドツアーはすぐに始まるとのことだったので参加決定。
大人10ドル、シニア9ドルの1時間の見学が始まり。
お隣の資料館で事前学習を済ませすっかりケベックの生い立ちを頭に叩き込んで
ご満悦の私たち、いやあ、ここでのガイドさんの説明(英語)が良くわかること。
あ、もちろん、私のなんちゃって通訳なので母ちゃんには半分の説明がやっとですが。
その後、時計を見ると1時を回っておりました。
ちょっとお茶タイム、ということでカフェを探したのですが
サンルイ門付近ではレストランはあってもカフェが無い。
バンクーバーではすぐ見つかるブレンツやスタバもなく、
唖然とする私たち二人。
結局、グローサリーみたいなところでお茶とサンドイッチを買って
サンルイ門前の公園でピクニックとなったのでした。
ツアーだとガイドさんがバスの中で「○○年にここがどうたら~」と町の生い立ちとかを
説明してくれて「ふーん」と聞いてわかったんだか、わかんないんだか景色を
見ておしまい。 でも、資料館で目で見て説明を聞いたおかげで
聞いてイメージ、じゃないぶん、頭に残りました。
時間があるならこの資料館+シタデルのツアーはものすごくお勧め。
この後、どこを見学しても「あの時、こう言っていた」と
関連がついてよかったです。
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