Wednesday, October 21, 2009

憧れのケベック 3日目 朝

9月29日 3日目 朝

快適なお目覚め。
朝食は家族経営のBBということもあってか朝8時から10時までと

少々遅めのスタート。 ここでもメニューは「コンチ」。
コーヒー、紅茶、ミルク、オレンジジュース、
果物はりんご、バナナが丸ごと置かれ
クロワッサン、パウンドケーキ、スコーン、それからヨーグルト。
小雨降る中庭を眺めながらゆっくりと朝ごはん。
この日は朝9時から3時間の郊外のツアーに申し込んでいたため
9時にフロンティナックホテルのロビーに集合。
ツアーは日系のツアー会社「ケベックガイドサービス」に申し込みました。
本当は英語ツアーとの価格差が3倍なのでかなり迷いましたが
1つは母ちゃんのため、そしてもう1つはカナダに住む移民として
こっちの生活ってどんな?という興味をこの地の日本人に聞いてみたかった
との理由で日本人ガイドさんを選択。 お値段一人150ドルなり。
ところが郊外ツアーは忙しい日本人ツアー客には需要が低いようで
申し込みは私たち二人のみ。
貸切状態でこの買い物は決して高くはありませんでした。
もちろん、こういう仕事をしてきた過去の経緯もあり値段に関しては
一見よりも妥当な値段だということも承知なのですが。
さてさて、お金の話はさておき、
ガイドさんには私たちがバンクーバーから来ていること、前日の
歴史のお勉強のことなども最初に話をしたため
ツアーはお決まりの「ガイド節」に流されることも無く
生活のこと、仕事のこと、を観光案内に混ぜながらのおしゃべりで
楽しくスタートをきりました。
本日のガイドさんはかわいらしい女性のMさん。
まずはモンモラシーの滝へ出発。
この滝の説明はガイドブック氏を見ていただくとして、ものすごい迫力。
個人で観光の場合、滝の上のつり橋をわたれるそうですが
今回は滝の下からのみ。
ケベックはこういった大量の水力で発電、電気代が安いそう。 うらやましぃ。
滝のあとはキリストの母マリアの母、つまりおばあちゃんをまつった教会、
「サンタンヌ(セント アンヌ)・ド・ボープレ大聖堂」。
北米の三大巡礼地のひとつだそうで見学したときも巡礼者のための
朝のミサが行われていました。
三大巡礼、というだけあってこの教会には驚くようなものがいろいろあって
びっくり。 一番驚いたのはアンヌさまの腕の骨が教会の本山から
収められている、言う事実。
信者じゃないけれど世界平和と地球の将来を願って寄付とろうそくへの灯火を
してきました。 神社でのお賽銭といっしょかな。 日本人です。
 
外からだと厚さがあって黒くてわからないステンドグラスも中から見ると
ものすごいすばらしいもの。 壁のいたるところにあります。
お次は再びモンモラシーの滝方面へ戻りつつ橋を渡ってオルレアン島へ。
ここはメープルシロップの一大生産地。 カナダのシロップのほとんどがここで
生まれたものです。
モンちゃんが乗っかっているのは昔スタイルのシロップ収集のバケツ。
昔のスタイルを紹介するために1つだけ木にぶら下がっています。
現在は青いホースで木をつなぎ坂の下の収集小屋に自動的に
流れる仕組み。
左側の雪の上のシロップは「タフィー」。
暖めたシロップを圧縮した雪の上に流し、木の棒でくるくる丸めて
ゆるいべっ甲飴みたいなメープルをなめるおやつ。
 
楽しかった3時間のドライブはあっという間に時間が来てしまい
再びフロンティナックホテルへ戻ったのでありました。
ツアー中は天気予報に反し怪しげながらも雨に降られることも無く、昼にはお日様が。
晴れ女の母ちゃん、恐るべし。
こういったツアーの申し込みは前日でも可能ですがメジャーなコースの場合
何日か前に1度あき状況も含めコース内容、料金、支払いなど問い合わせて
見るのがお勧め。
今回はぎりぎりまで迷ったのですが結局ケベックに着いた初日に
ツアー参加を決定。 日曜の夕方だったけれど電話が通じたので
申し込みをしました。 

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